一般的に「お地蔵さん」「お地蔵様」などと呼ばれ親しまれていますが、正式には「地蔵菩薩」といい、数ある菩薩の中の一つに数えられています。
菩薩とは如来に続く存在です。成仏を求める修業者で、昔から庶民の信仰の対象でもあります。
お地蔵さまは弱い立場の者から救うと考えられていて、子供を守ってくれる神様として信仰されてきたことから、人々が「自分の子供が健やかに育つように」 という願いをこめてよだれ掛けを奉納するようになったと言われています。
赤い頭巾や前掛けは、「赤」という色には魔除けの意味もありますが、「赤ちゃん」や「赤子」のように幼い子供を想起させる色でもあります。赤ちゃんが丈夫に育つようにという思いや願いが込められいます。
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